心神同源

気づきから始まるすべての道

新元号~令和

元号が発表されて10日ほど過ぎた。万葉集第五巻の序文からの出典で、時に初春の令月ににして気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。大伴旅人の邸宅で客人が集まって初春の風情を楽しんでいる宴で歌を詠もうということになり32首がつくられたという。中韓の渡来人の歌人もいたそうで万葉集研究家の中西進氏は、万葉集はうるわしく(令)平和に生きる日本人の原点ですとコメントされたそうだ。なんとも心が和むコメントでしょうか。ほんわかしますね。とても良い元号です。中国語を勉強すると、日本語と意味の違う漢字がいくつかある。令の文字は中国語では使役動詞として使われることが多い。日本語にも命令であるとか律令であるとか圧迫感のある単語もあるが令嬢や令室など尊敬語として使われることもある。令には神様のお告げという意味もあるらしい。いずれにせよ日本人は良くも悪くも漢字を使いこなしているところがすばらしいと思う。このすばらしさーさあー世界に轟け~♪♪